圧力過渡現象を検出するプロセス流体圧力トランスミッタ
专利摘要:
プロセス流体圧力トランスミッタ(300)は、プロセス流体圧力センサ(302)、測定回路(304)、コントローラ(308)、およびループ通信機(316)を含む。プロセス流体圧力センサ(302)は、プロセス流体圧力に伴って変動する電気的特性を有する。圧力センサ(302)は、プロセス流体圧力源に結合可能である。測定回路(304)は、プロセス流体圧力センサ(302)に結合し、およびプロセス流体圧力センサ(302)の電気的特性を示す信号を提供する。コントローラ(308)は測定回路(306)に結合し、および信号を受信し、および少なくとも信号の一部に基づいてプロセス流体圧力を算出する。コントローラはまた、プロセス流体圧力過渡現象を検出、および、プロセス流体圧力過渡現象に関する少なくとも1つの変数を保存するように構成される。ループ通信機(316)はコントローラ(308)に結合し、および、プロセス流体圧力に基づいてプロセス通信ループ(314)上に信号を提供するよう構成される。プロセス流体圧力トランスミッタ(300)はまた、少なくとも1つの保存された変数に関する表示を提供するように構成される。 公开号:JP2011505564A 申请号:JP2010536176 申请日:2008-11-26 公开日:2011-02-24 发明作者:ヴァンデルサンデン,スティーブ;クロシンスキ,アンドリュー・ジェイ;ペリー,デール・エイチ;レクイェール,グレゴリー・ジェイ;ワース,デヴィッド・エル 申请人:ローズマウント インコーポレイテッド; IPC主号:G01L9-00
专利说明:
[0001] 工業用プロセス施設は非常に複雑なことが多く、何百フィート、または何千フィートさえものプロセス流体圧力配管と同様に、無数のプロセス機器、たとえばポンプ、弁、プロセス変数トランスミッタ、およびその他多数を利用している。一般に、これらの機器は、プロセスが動作する間、プロセス流体にさらされる。] [0002] プロセス流体システム内の圧力過渡現象は、パイプライン、接続されたプロセス機器、および/またはパイプライン動作の整合性に悪影響を及ぼすことがある。弁またはポンプの作動は、未検出の過渡現象(プロセス流体圧力における比較的短いスパイク)を引き起こすことがある。これらのプロセス流体圧力過渡現象は、パイプラインに損傷を与え、ひいては突発的な故障に導くことがある。ほとんどの圧力過渡現象はそれまでに気付かれることなく起こり、過渡現象が起こるたびに、管構造、保護被膜、推力抑制、ガスケット、またはシールへの損傷の漸増を引き起こすことがある。このような性質の損傷の蓄積は、プロセス流体を運搬するシステムを著しく弱めることがある。] [0003] 圧力過渡現象は、多数の発生源によって引き起こされることがある。圧力過渡現象は、プロセス流体の流速が変化するときはいつでも起こり得る。プロセス流体圧力過渡現象のいくつかの原因は、顧客への引渡率の変化;制御弁または同様の機器の作動;停電;およびプロセス流体ポンプとの連結および/または解除を含む。いくつかのプロセス流体圧力過渡現象は、管の設計圧力を超過することさえある。] [0004] これらの圧力過渡現象を検出できるシステムを提供するための試みがなされてきた。このようなシステムは、一般に、動作中の流体チャンバ−内に設置され、その信号を信号プロセッサに運搬する1つ以上の動的圧力センサを含んでいた。そして、信号プロセッサはデータを分析して、オペレータへの出力を表示する。このようなシステムは、全体として、パイプラインシステム内の圧力過渡現象に関するデータを検出およびキャプチャすることを対象にするようである。したがって、公知の圧力過渡現象検出システムを採用するためには、その中に1つ以上の動的圧力センサが設置される間、プロセスを中断させ;そしてその後、プロセスを再連結するようなシステムを購入、また、そうでなければ取得する必要がある。さらに、いったんプロセス流体圧力過渡現象調査が完了すると、このような検出システムは、一般に、同様の中断を経てプロセスから取り外されなければならない。これは、現在のシステムは、一般に、プロセス機器が設計されている環境への長期間さらされることに適したタイプの機器ではないからである。] [0005] プロセス機器は、ふつう、フィールド硬化筐体を有するので、比較的厳しい環境の屋外に設置でき、気候学的に極端な温度、湿度、振動、機械的衝撃等に耐えることが可能である。] [0006] 追加の資本投資も以前の方法によるプロセス中断も、両方要さずにプロセス流体施設内で高度なプロセス流体圧力過渡現象を検出する利点を提供することは、プロセス流体制御において著しい進歩を表す。] [0007] 発明の概要 プロセス流体圧力トランスミッタは、プロセス流体圧力センサ、測定回路、コントローラ、およびループ通信機を含む。プロセス流体圧力センサは、プロセス流体圧力に伴って変動する電気的特性を有する。圧力センサは、プロセス流体圧力源に結合可能である。測定回路は、プロセス流体圧力センサに結合し、およびプロセス流体圧力センサの電気的特性を示す信号を提供する。コントローラは測定回路に結合し、および信号を受信し、および少なくとも信号の一部に基づいてプロセス流体圧力を算出する。コントローラはまた、プロセス流体圧力過渡現象を検出、および、プロセス流体圧力過渡現象に関する少なくとも1つの変数を保存するように構成される。ループ通信機はコントローラに結合し、および、プロセス流体圧力に基づいてプロセス通信ループ上に信号を提供するよう構成される。プロセス流体圧力トランスミッタはまた、少なくとも1つの保存された変数に関する表示を提供するように構成される。] 図面の簡単な説明 [0008] 診断圧力トランスミッタのための通常の流体プロセス環境の説明図である。 流体の流量計内で用いられる差圧トランスミッタの実施形態の絵画的説明図である。 本発明の実施形態が特に適用可能であるプロセス流体圧力トランスミッタのブロック図である。 ユーザが、本発明の実施形態によるプロセス流体圧力過渡現象情報を見られるようにする、ユーザインターフェイスの概略図である。 ユーザが、本発明の実施形態によるプロセス流体圧力過渡現象閾値情報を設定できるようにするユーザインターフェイスの概略図である。 圧力過渡現象を図示する、管路の圧力対時間の概略チャートである。 本発明実施形態による図6の圧力過渡現象に関する圧力過渡現象イベント情報のさまざまな要素の概略図である。 本発明の実施形態によるプロセス流体圧力トランスミッタの動作方法のフロー図である。] 図6 [0009] 図示された実施形態の詳細な説明 図1では、圧力測定のための通常のプロセス流体環境が220に図示されている。図1では、プロセス変数トランスミッタ、たとえば流量計230、タンク236上のレベル(圧力)トランスミッタ232,234、および一体型のオリフィス流量計238が、制御システム240に接続されて示される。プロセス変数トランスミッタは、処理プラント内の流体、たとえば化学、パルプ、石油、気体、薬剤、食品、および他の流体処理プラント内のスラリー、液体、蒸気、および気体、に関連する1つ以上のプロセス変数をモニタリングするように構成できる。モニタリングされるプロセス変数は、圧力、温度、流量、レベル、pH、導電性、濁度、密度、濃度、化学組成、または流体の他の性質であることができる。プロセス変数トランスミッタは、処理プラントの設置の必要性によって、トランスミッタの内部か、またはトランスミッタの外部かのいずれかであることができる1つ以上のセンサを含む。プロセス変数トランスミッタは、検知されたプロセス変数を表す1つ以上のトランスミッタ出力を生成する。トランスミッタ出力は、通信バス242を介した、コントローラまたはインジケータへの長距離にわたる伝送のために構成される。通常の流体処理プラントにおいて、通信バス242は、トランスミッタに電力供給する4〜20mA電流ループ、FOUNDATION(商標)フィールドバス(Fieldbus)接続、またはハイブリッドプロトコル、たとえばHighway Addressable Remote Transducer(HART)プロトコルであることができる。通信バス242は、プロセス機器間の通信、および/または、コントローラまたは制御システムとの通信を提供する。これらのプロセス機器もまた、通常、比較的低電力で動作する。たとえば、その動作電力を全て公知の4〜mA電流ループから受けるプロセス機器が現在入手可能である。このような低電力動作は、爆発性雰囲気における本質的な安全性を提供するために、必要とされることがある。] 図1 [0010] 制御システム240は、人間のオペレータ用の診断情報を表示するようにプログラムできたり、またはプロセス機器からの診断警告があるときに、その動作を変更するようにプログラムできたりする。制御システム240は、出力機器、たとえば制御弁244、ポンプモータ、または他の制御機器の動作を制御する。] [0011] 図2では、通常のプロセス流体圧力トランスミッタ82の分解図が一般的に示されている。トランスミッタ82は、差圧を受けるためのフランジ83、差圧センサ31、アナログ・デジタル変換器84、マイクロプロセッサシステム88、デジタル・アナログ変換器96、およびデジタル通信回路100を含む電子機器を含む。トランスミッタ82は、フランジアダプタ87にボルトで留められる。本明細書に示される実施形態において、センサ31は、絶対圧、ゲージ圧、差圧または他のタイプの圧力センサを含むことができる。] 図2 [0012] 本発明の実施形態は、一般に、プロセス通信ループ上のプロセス流体圧力を測定、および、報告するように構成されるだけでなく、プロセス流体配管内の圧力過渡現象に関する情報を検出、および、記録するようにも構成されるプロセス流体圧力トランスミッタ(たとえば、絶対圧、ゲージ圧、または、大気圧がゼロ基準の差圧、の圧力トランスミッタ)を含む。これは、プロセス工業において既にユビキタスになっている単一の機器が、プロセス流体圧力過渡現象を検出できるようにして、それによって追加の資本投資および技術者の時間の必要性を除去する。さらにまた、本発明の実施形態は、従来からのハードウェアを用いて実行可能であると考えられる。具体的には、ミネソタ州ChanhassenのRosemount Inc.から入手可能であるモデル3051Sプロセス流体圧力トランスミッタは、この追加機能を提供するようにプログラムできるか、それ自体のマイクロプロセッサを有する機能ボードを備えて提供できるかのいずれかである。モデル3051Sは、プロセス通信ループ上で、毎秒約1〜2回の速度でプロセス変数情報を提供する。しかしながら、モデル3051Sは、実際にはプロセス流体圧力を毎秒22回測定する。そのため、モデル3051Sによって報告されるプロセス流体圧力情報を再検討するプロセスコントローラは圧力過渡現象を適切に観察しないかもしれないが、プロセス機器自体は、圧力過渡現象を検出するために適切な分解能より大きい分解能を有する。圧力トランスミッタによって圧力センサから原圧力測定値が取得される速度がかなり速くても、最大圧力が2つの圧力測定値間の間隔内で起こり得るので、真の最大圧力をキャプチャすることは適切でないかもしれない。しかしながら、最大の直前および直後両方の圧力測定値は、まだ高度に引き上げられており、そのため、圧力の過渡現象の検出ができるようになる。] [0013] 上述のように、過渡現象検出は、プロセス圧力トランスミッタに内蔵、または機能ボードを用いて後で追加することができる。機能ボードは、プロセス機器の電子機器筐体内に位置し、過渡現象を検出する。このようにして、重要な圧力過渡現象情報が、追加のセンサを設置するために、プロセス流体システムをシャットダウン、また、そうでなければ中断する必要なく検出および通信できる。] [0014] 図3は、本発明の実施形態が特に適切であるプロセス流体圧力トランスミッタの概略図である。プロセス流体圧力トランスミッタ300は、絶対圧センサ、ゲージ圧センサ、または差圧センサであってよい圧力センサ302を含む。圧力センサ302は、当技術分野で公知のようにしてプロセス流体圧力源(図示せず)に動作可能に結合する。プロセス流体圧力センサ302の例は、プロセス流体圧力に応じて撓む導電性ダイヤフラムを有する公知のセンサを含み、撓んだ導電性ダイヤフラムは、圧力を反映する静電容量に変化を生じさせる。] 図3 [0015] 圧力センサ302は、アナログ・デジタル変換器304に結合する。アナログ・デジタル変換器304は、任意の適切なアナログ・デジタル変換器であってよいが、公知のシグマ・デルタ変換器であることが好ましい。アナログ・デジタル変換器304は、圧力センサ302のアナログ電気特性を反映するマイクロプロセッサシステム308へのライン306上にデジタルの値を生成する。マイクロプロセッサシステム308は、ライン306を介してアナログ・デジタル変換器304によって提供されるデジタル信号に基づいて、プロセス流体圧力を算出する。加えて、マイクロプロセッサシステム308は、公知の技術にしたがってプロセス流体変数を補償および/または線形化してもよい。そして、プロセス流体変数は、公知の技術にしたがってプロセス通信ループ314に付与されるアナログ信号をライン312上に生成するデジタル・アナログ変換器310に渡される。トランスミッタ300は、マイクロプロセッサシステム308を利用するという理由でスマートトランスミッタと考えられる。さらに、多くの近代的なプロセス変数トランスミッタと同様に、圧力トランスミッタ300は、ライン318を介してマイクロプロセッサシステム308から情報を受信、および、プロセス通信ループ314上にデジタル信号を生成できるデジタル通信回路316を含む。さらに、デジタル通信回路316はまた、プロセス通信ループ314からデジタル通信信号を受信し、それらの信号をマイクロプロセッサシステム308に提供するように構成される。このようにして、プロセス流体圧力トランスミッタ300は、プロセス変数情報、たとえばデジタル・アナログ変換器310を用いて付与されるアナログ信号を介したプロセス流体圧力を提供できるが、デジタル通信回路316を用いて追加のデジタル通信を提供することができる。このようなハイブリッド通信の適切な例は、公知のHART(Highway Addressable Remote Transducer)プロセス通信プロトコルである。加えて、プロセス変数およびデジタル方式専用の追加情報の両方である全ての情報を伝送できる他のプロセス通信プロトコルが公知である。このようなプロトコルの例は、FOUNDATION(商標)フィールドバスプロセス通信プロトコルを含む。] [0016] マイクロプロセッサシステム308は、メモリを含むこと、または適切なメモリに結合することが好ましく、これは、マイクロプロセッサシステム308によって実行されるときに、マイクロプロセッサシステム308が圧力過渡現象の検出および/または通信を提供することを引き起こすプログラム命令を保存する。加えて、圧力過渡現象の検出は、ユーザ提供プロセス流体圧力閾値を用いて行うことが好ましい。このような閾値は、プロセス流体圧力過渡現象を定義する上限および/または下限を規定してもよい。これらの閾値は、ユーザが、公知の手持ち型フィールドメンテナンスツール、たとえばテキサス州AustinのFisher-Rosemount Systems, Inc.から入手可能なモデル375手持ち型フィールドメンテナンスツールで、または適切な制御室ソフトウェア、たとえばFisher-Rosemount Systems, Inc.から入手可能な資源管理スート(asset management suite)(AMS)を用いたプロセス通信ループ314経由の通信によるかのいずれかで提供できる。加えて、または、代替として、圧力過渡現象検出は、プロセス流体圧力がどのくらい早く変化しなければならないのかを定義する一時的な閾値を含むことができる。そのため、過渡現象は、ユーザによって、選択された閾値を越えた単なるプロセス流体圧力の逸脱として定義されてもよいし、または、ユーザ提供時間ウィンドウ内で返される閾値を越えた逸脱でもあり得る。] [0017] そのため、プロセス流体圧力トランスミッタは、プロセス流体圧力を正確に測定および報告する通常の機能だけでなく、プロセス流体圧力過渡現象の検出も同様に提供する。過渡現象が検出されると、マイクロプロセッサシステム308は検出された過渡現象に関するイベント情報を記録、また、そうでなければ保存する。このような情報の例は、制御の限度を超過していたことを示すフラグを単に設定、および/または、プロセス流体圧力トランスミッタ300において局所的に、または、プロセス通信ループ314経由でアラートを通信するかのいずれかでアラートを潜在的に設定することを含む。さらに、マイクロプロセッサシステム308は、タイマを開始するか、または、時間の表示を保存してもよく、これは、閾値を超過してから経過した時間を示すか、または提供するために用いることができる。さらにまた、プロセス流体圧力が閾値を越える逸脱から戻る時間もまた、圧力閾値を超過する間に経過した合計時間を提供または示すために保存することができる。検出および保存できる他の変数は、過渡現象の間に測定された最大圧力である。さらに、最大圧力が測定された時間は、最大圧力が検出されてからの時間経過の表示を提供するために保存することもできる。保存できる他の変数は、機器のリセットまたは電力オン以来の圧力過渡現象(最大閾値より上か、最小閾値より下かのいずれか、または両方)数の通し計数である。任意または全てのこのような情報は、検出された圧力過渡現象に関するイベント情報として圧力トランスミッタ300によって保存および/または通信できる。保存された情報は、適宜、制御室および/または手持ち型フィールドメンテナンスツールに通信することができる。その上、過渡現象に関する変数の組み合わせを保存することによって、過渡現象の重要な特徴が図解により再現できる。このような図解による表現を、公知の電子機器記述言語(Electronic Device Description Language)(EDDL)技術を用いて資源管理(asset management)システムまたは手持ち型フィールドメンテナンスツールに提供できる。さらにまた、いくつかの実施形態において、いったん過渡現象が検出されると、圧力トランスミッタは、各々高速な原圧力測定値をタイムスタンプとともに保存することができる。モデル3051S圧力トランスミッタに関しては、これは、メモリ内に各圧力測定値を22Hzで保存し、ユーザによってリセットされるか、または上書きされるかのいずれかまでこのような値を保持することを意味する。このような保存は、さもなければ保存された変数だけを用いて入手可能なものよりはるかに詳細な過渡現象を、ユーザが見られるようにする。このような強化された詳細は、技術者を、過渡現象に関する根本原因の不良分析で支援することができる。] [0018] 図4は、プロセス通信ループ314(図3に示す)を介してプロセス流体圧力トランスミッタ300(図3に示す)と相互に作用する間、制御局、たとえば制御局240(図1に示す)のユーザに示される、例となるユーザインターフェイス400の概略図である。図4に図示されるように、最後のリセット以来、プロセス流体圧力トランスミッタによって観察された最小および最大圧力の両方を、ユーザが好ましくは見ることが可能である。具体的には、図4は、最小圧力イベントが記録されて以来の時間経過を示す時間ウィンドウ404の上に、0.011223psiの値を表示する最小圧力ウィンドウ402を図示する。図示されるように、ユーザインターフェイスエレメント406は、ユーザが最小値をリセットできるようにする。同様に、最大圧力ウィンドウ408は、最後のリセットまたは電力オン状態以来に検出された最大圧力を図示する。圧力センサの原測定値が取得される最大速度は圧力過渡現象の正確な最大圧力をキャプチャするには十分速くないかもしれないので、測定値は非常に上昇した測定値を単に反映しているのかもしれないが、それでも重要な情報を提供できる。また、ユーザインターフェイス400は、ウィンドウ408に記録された最大圧力を受信して以来の時間を示す時間ウィンドウ410を含む。最終的に、ユーザインターフェイスエレメント412は、ユーザが選択的に最大圧力情報をリセットできるようにする。図4はまた、ウィンドウ414に図示されているように、センサ上限より上で費やされた合計時間が記録および表示できることを図示する。さらに、第1の高圧過圧以来経過した時間がボックス416に表示される。加えて、ボックス418は、低圧閾値より下で費やされた合計時間を示す。ボックス420は、低圧閾値より下の第1の逸脱以来、経過した時間を図示する情報を表示する。さらにまた、「〜以来の時間」値は、ユーザインターフェイスエレメント422を用いて、および/または、ユーザがユーザインターフェイスエレメント424を押すか、また、そうでなければ連結するときに、プロセス流体圧力トランスミッタに送信できる全ての圧力イベントのための全体的なリセットを用いて、リセットすることができる。] 図1 図3 図4 [0019] 図5は、コントローラ、たとえばコントローラ240(図1に示す)上に示されるユーザインターフェイス500の診断用スクリーンショットであって、ユーザが、プロセス通信ループ314(図3に示す)を介してプロセス流体圧力トランスミッタ300(図3に示す)と相互に作用できるようにする。図5に図示されるように、ユーザインターフェイス500は、ユーザに、ドロップダウンボックス502に図示されるように圧力アラートモードに選択的に連結する能力を、高圧アラートおよび低圧アラートの両方の閾値をボックス504および506それぞれに挿入する能力と同様に提供する。その上、ユーザインターフェイス500は、ユーザが、ユーザインターフェイス500上に示される圧力対時間チャート508に図示されているように、継時的な尺度で圧力アラートを見られるようにする。] 図1 図3 図5 [0020] 図4および5をプロセスコントローラのユーザインターフェイスに関して説明してきたが、さまざまな情報および/または選択可能な変数が、プロセス流体圧力トランスミッタに結合する手持ち型フィールドメンテナンス機器を介してユーザに示すことができると明確に考えられる。] 図4 [0021] 図6は、プロセス流体制御産業において起きているかもしれない圧力過渡現象を図示する圧力対時間チャートである。図6に図示されるように、公称で約100psiである管路の圧力は、2.20秒後に間もなく下降し始める。下降は2.50秒で急激に終わり、約0.1秒の時間枠内で0psiから1000psiを超える値へと、素早くスパイクする。続いて、圧力は素早く減衰し、0.2秒以内に1000psiを超える値から100psiに近い値へと下降する。したがって、1000psiを上回る圧力変化が、約0.3秒より少ない、またはそれと等しい時間内に起きていることがある。] 図6 [0022] 図7は、図6に図示される過渡現象とともに用いられる本発明の実施形態によるさまざまな測定基準を図示する。具体的には、図7は、約200psiでの、ユーザ構成プロセス限度を図示する。この制限は、矢印700で示される点が到達するときに、超過になる。この点はまた、アラートが起こってから経過した時間を測定するタイマを開始、またはマイクロプロセッサが時間表示を保存させる。その後間もなく、矢印702で示されるように最大圧力が測定および記録される。さらに、参照番号704で図示されるように、時間表示が追加または代替として取得される。最終的に、いったん圧力がユーザ提供閾値に戻ると、第1タイマの開始からその時点の時間が、「プロセス限度を超えて費やされた時間」として観察および保存される。] 図6 図7 [0023] 図8は、本発明の実施形態によるプロセス流体圧力トランスミッタの動作方法のフロー図である。方法800は、公知の技術にしたがってプロセス流体圧力を測定するブロック802で始まる。そして、ブロック804において、プロセス流体圧力トランスミッタは、測定された圧力を1つ以上の圧力閾値と比較する。測定された圧力が1つ以上の圧力閾値であるか、またはそれを越える場合、制御はライン808に沿ってブロック806に移る。ブロック806において、プロセス流体圧力トランスミッタは、イベント情報を取得する。これは、局所的に、またはプロセス通信ループ経由で遠隔通信するかのいずれかでただ単にアラートを設定すること、および/または、図7に関して上述のようにイベント情報の1つ以上のさまざまな変数を取得することを含むことができる。いったんイベント情報が取得および保存されると、制御は、測定された圧力がプロセス通信ループ上で通信されるブロック810に移る。同様に、ブロック802で測定された圧力が1つ以上の圧力閾値を越えない場合もまた、制御はブロック810に移り、測定された圧力がプロセス通信ループ上で通信される。いったん圧力がプロセス通信ループ上で通信されると、方法800は、圧力が再び測定されるブロック802へ戻ることによってループする。] 図7 図8 [0024] 本発明を好ましい実施形態を参照して説明してきたが、当業者には、本発明の本質および範囲から逸脱することなく、形態および詳細を変化させてよいことが認識されよう。]
权利要求:
請求項1 プロセス流体圧力トランスミッタにおいて、プロセス流体圧力に伴って変動する電気的特性を有するプロセス流体圧力センサであって、プロセス流体圧力源に結合可能な圧力センサ;プロセス流体圧力センサに結合する測定回路であって、前記プロセス流体圧力センサの電気的特性を示す信号を提供する測定回路;前記信号を受信し、および、少なくとも前記信号の一部に基づいてプロセス流体圧力を算出するために、前記測定回路に結合されるコントローラであって、プロセス流体圧力過渡現象を検出、および前記プロセス流体圧力過渡現象に関する少なくとも1つの変数を保存するように構成されるコントローラ;前記コントローラに結合するループ通信機であって、前記プロセス流体圧力に基づいてプロセス通信ループ上に信号を提供するように構成されるループ通信機;を含み、前記プロセス流体圧力トランスミッタが、前記少なくとも1つの保存された変数に関する表示を提供するように構成される。 請求項2 前記プロセス流体圧力センサが絶対圧センサである、請求項1記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項3 前記プロセス流体圧力センサがゲージ圧センサである、請求項1記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項4 前記プロセス流体圧力センサが差圧センサである、請求項1記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項5 前記プロセス流体圧力および過渡現象検出の両方が、単一の圧力センサからの測定値に基づいて行われる、請求項1記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項6 前記コントローラが、前記圧力トランスミッタの電子機器筐体内に配置される機能ボード上に組み入れられる、請求項1記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項7 前記ループ通信機が、プロセス工業規格プロトコルにしたがってプロセス流体圧力を通信する、請求項1記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項8 前記プロトコルが、4〜20mAプロトコルである、請求項1記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項9 前記プロトコルが、デジタル・アナログハイブリッドプロトコルである、請求項1記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項10 前記プロセス流体圧力が4〜20mA信号として提供され、および、前記少なくとも1つの保存された変数に関する表示が前記プロセス通信ループ上でデジタル通信される、請求項9記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項11 前記プロセス流体圧力および前記少なくとも1つの保存された変数に関する表示が、前記プロセス通信ループ上でデジタル通信される、請求項7記載のプロセス流体圧力トランスミッタ。 請求項12 圧力センサをプロセス流体源に結合すること;前記圧力センサを用いて、プロセス流体圧力を繰り返し測定すること、および、プロセス通信ループ上の各測定値に関する信号を通信すること;前記圧力センサを用いてプロセス流体圧力過渡現象を検出すること;前記プロセス流体圧力トランスミッタ内の圧力過渡現象に関する少なくとも1つの変数を保存すること;および前記少なくとも1つの変数に関する表示を提供することを含む、プロセス流体圧力トランスミッタの動作方法。 請求項13 前記表示が、前記プロセス通信ループ上での前記プロセス流体圧力トランスミッタが通信することによって提供される、請求項12記載の方法。 請求項14 前記表示が、前記プロセス流体圧力トランスミッタが前記プロセス流体圧力トランスミッタに結合した手持ち型フィールドメンテナンス機器と通信することによって提供される、請求項12記載の方法。 請求項15 前記プロセス流体圧力過渡現象を検出することが、プロセス流体圧力測定値をユーザ提供圧力閾値と比較することを含む、請求項12記載の方法。 請求項16 前記ユーザ提供圧力閾値が最大圧力閾値である、請求項15記載の方法。 請求項17 前記ユーザ提供圧力閾値が最小圧力閾値である、請求項15記載の方法。 請求項18 前記圧力過渡現象に関する少なくとも1つの変数を保存することが、前記過渡現象の検出された時間を示す値を保存することを含む、請求項12記載の方法。 請求項19 前記圧力過渡現象に関する少なくとも1つの変数を保存することが、前期過渡現象の間に測定された最大圧力を示す値を保存することを含む、請求項12記載の方法。 請求項20 前記圧力過渡現象に関する少なくとも1つの変数を保存することが、ユーザ提供圧力閾値を越えて費やされた合計時間を示す値を保存することを含む、請求項12記載の方法。 請求項21 前記圧力の過渡現象に関する少なくとも1つの変数を保存することが、検出された過渡現象の数を示す値を保存することを含む、請求項12記載の方法。 請求項22 各測定値に関する信号を通信することが第1の速度で起こり、およびプロセス流体圧力を測定することが前記第1の速度より速い第2の速度で起こる、請求項12記載の方法。 請求項23 前記圧力過渡現象に関する変数を保存することが、第2の速度で前記過渡現象の間に測定された少なくとも1つの圧力測定値を保存することを含む、請求項22記載の方法。 請求項24 第2の速度で前記圧力過渡現象の間に測定された各圧力測定値ごとにタイムスタンプを保存することをさらに含む、請求項23記載の方法。
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